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現代において人間は、自分の体内で常に生み出されている「活性酸素」という毒性の強い酸素の脅威におびやかされています。
ここ20年ほどの間に日本で急増した生活習慣病、つまり各種のガンや、心臓病、脳卒中、高血圧、高脂血症、糖尿病、アレルギー性疾患、アルツハイマー病などは、全てこの活性酸素が原因で発生するともいわれており、活性酸素はまさに万病の元として認められてきています。
しかし人間はこの活性酸素から逃れることはできません。毎日の食事でとった栄養をエネルギーに変える度に必ず体内で活性酸素が発生するほか、そもそも活性酸素は健康を保つうえでは欠かせない物質でもあるためです。もし体内で活性酸素が全く作られなくなると、様々な病原菌に対する抵抗力がなくなり健康が損なわれてしまいます。
ひと昔前までは、人間は自分の体内で生成される活性酸素とうまく調和を保ちながら生活してきましたが、ここ最近ではお互いの関係に変化が生じてきました。
人間の文明が発展するにつれて活性酸素の発生原因が急激に増加したため、人間の身体がその変化に対応できなくなってきています。
例をあげると、オゾン層の破壊による太陽の紫外線の増加、車の排気ガスや化学工場の排煙、大気汚染による酸性雨などのほか、パソコンや携帯電話の電磁波、環境ホルモン、抗がん剤、食品に含まれる防腐剤や農薬など、ひと昔前まで存在しなかったこれらの要因は、全て活性酸素の発生を促進する原因となっています。また、生活の上では避けられないストレスも、体内に活性酸素を生み出すことが分かっています。